2022/01/11
たぬきのコンちゃんは去年10月の下旬、足を怪我して衰弱している、といって保護されて私の動物病院に連れてきて来られた子です。
連れてきて来られたときは疥癬で全身の皮膚はぼろぼろで、口が長く尻尾も長かったことから狐だと思って、コンちゃんと名付けられました。
ある程度元気になったので、外科の出来る病院で足の手術を受けに行ったときに、実は狸だったことが判明しました。
保護主さんの懸命な介護のおかげで今では写真に見るような可愛らしい狸になりました。
狸はなかなか人になつかないそうですが、保護主さんにはなでなでもさせてくれるし、手からご飯も食べてくれるし、何より診察で大人しく血液を採取させてくれます。
とても性格のいいコンちゃんです。